ご登壇いただいたのは…

宮城県のオーベルジュ「風の沢art&cuisine」のオーナーシェフをされる高山仁志シェフ。レストランや迎賓館、ラグジュアリーホテルの料理長を務められたご経歴をお持ちです。
現在は食のインクルーシブツーリズム推進協議会の専門家として、宮城県・栗原市内の食の多様性普及を推進する活動もされています。
風の沢art&cuisineは、登録有形文化財の古民家を活用した、1日1組限定のラグジュアリーな宿泊施設。数々のアート作品が展示され、文化財と現代アートの融合した美しさを感じることができる空間演出も特徴的です。
風の沢では、宿泊客以外でも利用できるカフェもあり、そこでのお料理も高山シェフが作られているそう。
風の沢のお食事
風の沢の料理では、東(あずま)の人の食材や伝統を現代的に再解釈したAzuman cuisineをコンセプトにされています。アートと一体化した空間で食べるお料理ともあって、お料理もアート作品のように表現豊か。
持続可能な食糧システムとフードダイバーシティに配慮し、風の沢では全体的に植物性メニューを導入されています。
一部の取り組みをご紹介いただきました。
● 宿泊ゲストの朝食……卵以外の食材とすべての出汁を植物性に
● フルコースディナーの出汁類……すべて植物性に
● カフェメニュー……ポタージュ、カレー、ラーメンを植物ベースに
かなり植物性比率が高いように見えますね!
お客様からは「おいしい」とお声をいただくことがほとんどで、なかには「はじめてラーメンのスープまで飲み干しました」という方がおられるほどの評判だそう。
ヴィーガンのゲストが突然お越しになった際もしっかりとおもてなしできたと、メリットを語られていました。
今回は風の沢のカフェメニューで提供されているグリーンカレーと欧風カレーを試食提供いただきました。
グリーンカレー。風の沢で提供されるような盛り付けで

会場の参加者の20名も、自然あふれる風の沢に想像を膨らませながら召し上がっておられました。
「とてもおいしかったです。ぜひレトルトカレーで販売してください」
「未来の食が楽しみになりました♪」
という嬉しいお声をいただきました。
自然とアートが調和する風の沢の世界観と、植物性メニューの新しいおいしさにふれ、参加者のみなさんにとっても心に残るひとときとなりました。
誰もが安心して楽しめる食のあり方や、地域の魅力を活かしたおもてなしの可能性が、これからの食文化をもっと豊かにしてくれそうです。